パズル道場は解き方を教えません

query_builder 2022/04/07
算数思考力パズル道場図形
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写真は初級問題の一例です。昇級するごとに問題が複雑になります。


パズル道場では解き方を教えません。

何故なら、思考力を身につけるためには自分の頭で考え抜く経験が何よりも大切だからです。

昇級・昇段が進み検定課題が難しくなると、正解するまで一つの問題を翌週・翌々週まで持ち越す事もありえます。


そこが一般的な学習塾との大きな違いです。



子どもたちは、正解するまで何度も何度も挑戦します。


しかしながら、幼児・低学年のお子さんや空間把握が苦手なお子さんなど、何度やっても平面(紙の)問題から立体をイメージすることが難しい場合があります。


その場合どうするのか?

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そこで使用するのが様々な教具です。この問題では積み木を使います。


先ずは問題と同じ形を作ってもらいます。

隠れている部分にも気づかなくてはなりません。

最初のハードルです。


その上で、正面や上面からなど、見る角度を変えることで、平面と立体の関係を体感し、空間認識能力を得るのです。


このような方法で、思考の切り口を体で覚えてしまえば、子どもたちは次から自分の力で解けるようになっていきます。


積み木で問題と同じ図形を再現する事でさえ、子どもたちにとっては簡単ではありません。

小さなキューブをずれなく積み上げるためには、指先の感覚、手先の器用さ、そして何よりも集中力が必要とされます。



実は、このような経験、トレーニングが将来の大きな力につながります。


例えば、建築や機械、工業デザインなどの設計分野、ゲーム開発などCGを使用する仕事では、平面から立体をイメージすること、その逆も必須の能力となり、


自分自身で設計や制作することはもちろんのこと、仲間に指示を出したり、プログラムやロボットなどを使って完成させるところまで考える必要があります。


また、医師もMRIやCTなどを用いた画像診断や、内視鏡や腹腔鏡などモニターを見ながら機器を用いて精密な手術をするなど、空間認識能力そして手先の器用さはとても重要な能力となります。


パズル道場が受験のみならず、その先の社会に出ても通用するというのは、このようなトレーニングを通じてさまざま能力が培われるからなのです。

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ジーニアスLABO

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