まいにち10ページ本をよもう!

query_builder 2022/06/13
思考力授業対策
本をよもう

教室内の本棚に掲げているメッセージです。読書の習慣化は幼児期のうちに。遅くとも10歳までに身につけて欲しいと考えています。持論ですが、特に幼児・小学校低学年は「教科としての国語」の勉強よりも、読書の習慣を身につける事の方が大切だと考えます。


読書により読解力や語彙力といった国語力が自然と身につく、国語の成績が上がるというのは言うまでもありません。小学校高学年から中学、高校に上がるにつれて、特に入試問題など「アウトプット」の場面においては、幼児期からの読書習慣の有無による国語力の差が顕著に出てきます。


国語だけではありません。科目を問わず教科書や参考書を読み解く力、算数・数学における論理的思考力を鍛えるうえでも、幼児期からの読書習慣が有効となります。この場合は物語文だけではなく、説明文に通じる本も合わせて幅広く読むことが大切です。


では、幼児・小学校低学年からの読書習慣はどう身につけるか?また、読書習慣が無い、もしくは読書が苦手となってしまった子どもにどう習慣化させるか?


それは、何よりも活字そのものに慣れること、活字への苦手意識を無くすことです。


ポイントは、本の選択について優先すべきは「良い本よりも、子どもが興味を持つ本」。

きっかけはマンガでもポケモン図鑑でもゲームの攻略本でも構いません。

とにかく「自発的に本を読む」習慣を早期に身につけることが重要です。


なぜならば、生涯を通じて自分から(主体的に)何かを学ぶときは、先ずは興味・関心がある本を読むことが基本になるからです。そこから更に学びを深めていく。これこそが読書そして学問の醍醐味です。


そして次のポイントは、時間ではなくて量で読むこと(読ませること)です。

学校等では朝の10分読書という形で時間で習慣化を図る取り組みをしている所もありますが、ジーニアスLABOでは毎日10ページを推奨しています。

(考え方は勉強や仕事と同様。何分やったかではなく、どれだけやったかです)


慣れるまでは1日1ページからでも構いません。保護者の皆さまには小学校に上がってからも読み聞かせを継続することや、親子で読書の時間を設けること(読む本はそれぞれ別)もお勧めしています。


毎日少しずつでも読み進めること、最後まで読み切る経験は、たとえ読書が苦手な子どもであっても自信につながり、読書への抵抗感が薄らいでいきます。この経験を積みながら好きな本(ジャンル)に巡り合うことができれば、あとは自然と読書量も増えていきます。


習慣化され読書量が増えると、読書のセンス(質)も高まってきます。今の時代、情報は本では無くネットで調べれば良いというご意見もあるかもしれませんが、ネット上の数多くの情報から適切な情報を検索し、自分の考えで取捨選択(判断)し、論理的に再構成(アウトプット)していく技術は、身につけた読書のセンスに比例するものと考えます。

おもしろ国語パズル道場

ジーニアスLABOは算数パズルだけの教室ではありません。


小学生コースBrilliant Time (主体性トレーニング)の時間では、生徒・保護者のご希望に応じて、読書習慣化の取り組みやパズル道場の国語版(「おもしろ国語パズル道場」写真)も実施しています。

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ジーニアスLABO

住所:栃木県宇都宮市西一の沢町 1-4

電話番号:028-612-1446

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